どうも、たむーです。
M1 MacはCPU性能がすごい!GPUもかなり性能が上がった!なんて記事よく見ませんか?
それならゲームも問題なくプレイできるのではないか?
ゲームが好きな人なら考えますよね。
仕事やプライベートの関係上、Macである必要があるけどゲームもやりたい。
そんな要求にM1 Macは答えられることができるのか。
検証してみました。
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それでは、M1 Macのゲーム性能を見ていきましょう。
目次
検証に使うMacの紹介
今回ゲームをプレイするMacは、Mac mini(M1、2020)モデル。
カスタマイズでメモリを16ギガバイトにしたものです。
CPUはApple M1 8コア 最大クロック3.2GHz
GPUもApple 8コアとなります。
また、プレイ解像度はモニターに合わせて2560x1440でプレイしました。
ベンチマーク
まずは、MacMiniのGPU性能がどれくらいのものなのか、チェックしてみました。
GFXBenchでMetalを利用したベンチマークを動かしてみました。
MetalはAppleのGPU向けに最適化されているグラフィックスAPIです、汎用的なOpenGLより高速に動作します。
スペック的にはNVidia GTX1060と同等くらいの性能でしょうか。
参考に、私が過去iMac(2017)で使用していたグラフィックカードのRadeon Pro 580と近いRX 580とも性能を比べてみます。
(Proの情報が少なく、Proよりちょっと性能の高いRX580との比較としています)
正確な情報ではないですが、iMacより性能は下のようでした。
実際にゲームをプレイ
プレイしてみたのは以下の2つです。
- Path of Exile
- Cities Skylines
ハックアンドスラッシュのPath of Exile、定番箱庭ゲーのCities Skylinesです。
Path of Exile
過去にiMacでDiablo3のMac版をプレイしていたので、それをと思ったのですが大昔すぎて見当たらず。。。
しかたなく、SteamからPath of Exileをダウンロードしてきてプレイしてみました。
設定はデフォルトです。
動作として快適にプレイできていたので、のちに設定を少し上げましたが敵が十数体動時に出てきてもまったく問題ありません。
戦闘していても、カクツキも一切なしです。
リソースの使用率も見ていきたいと思います。
GPU使用率
普段50%台で推移していて、敵がちょっと多くなると60%台になる形です。
まだまだ余裕がありそうなので、終盤に敵が多くなっても全然問題なさそうですね。
メモリ使用量
メモリ使用量は4.5ギガバイトでした。
8ギガモデルでも問題はなさそうです。
Cities Skylines
シムシティに変わる、街づくり箱庭ゲームの定番です。
Unityを使って開発されているゲームです。
去年2020年に私はこのゲームをiMac(2017)でプレイしていました。
動作にストレスは一切感じませんでしたが、今回のMac Miniではどうでしょうか。
GPU使用率
GPUは96.1%とほぼ最大まで使用しています。
まだ、街が小さいので大きくなってくるとカクツキが出てくるかもしれませんね。
メモリ使用量
メモリ使用量51.51ギガバイト・・・。
MODとアセット入れすぎ問題。
正直検証に適さないかなとも思いましたが、M1 Macでは多くの方がメモリ8ギガモデルを購入しているかと思います。
メモリがあふれてスワップしている状態での検証という形でみてみました。
メモリのスワップとは、メモリ使用量が搭載されているメモリを超えた場合にSSD(HDD)にメモリの内容を退避することです。本来メモリの中で完結しているデータがメモリとSSDで行き来することになるので動作が遅くなります。
メモリは8ギガでも十分と言われる所以でしょうか。
ユニファイドメモリと高速なSSDのおかげなのか、まったくもって動作に支障をきたしていません。
これは正直すごいと感じました。
メモリが不足している状態でもプレイに関してストレスはありませんでした。
まとめ
簡単にではありましたが、ベンチマークとゲームを2種類プレイしてみました。
ゲームに関して、問題なくプレイできる性能は持っていそうです。
個人的な感想としては、思ったより快適に動いているなと思いました。
私が今回検証した中で、感じたことをまとめます。
- 一昔前のゲームはストレスなく快適にプレイできる
- 消費電力を考えると箱庭系シミュレーションゲームと相性は抜群
- メモリ8ギガでも十分ゲームできそう
一昔前のゲームはストレスなく快適にプレイできる
そもそも最新のゲームはほとんどMacに対応していません。
Steamから検証できそうなゲームを2つ選びましたが、どれも5年以上前のゲームです。
どちらも名作で、今プレイしていても普通に面白いです。
それでいて、ストレスなくプレイできました。
以前のIntel MacではParallels DesktopでWindows入れてゲームする荒業がありましたがM1 Macは出来ません。
現状ではMacに正式対応したゲームしかプレイできません。
この感じだと、FF11のMac版も結構快適にプレイできるのではないかと思いました。
体験版があればプレイしたのですが、残念ながら見当たりませんでした。
消費電力を考えると箱庭系シミュレーションゲームと相性は抜群
Mac Miniの消費電力は30ワット超えないくらいの低消費電力です。
箱庭系のゲームはある程度街を作ったら自動的に発展させるために放置することもありますよね。
ゲーミングPCだと一般的に200~300ワットの消費電力があるので、放置もためらいますがM1 Macならこれも10分の1のコストで済みます。
メモリ8ギガでも十分ゲームできそう
メモリが足りなくてもストレスなくゲームがプレイできたのが、個人的に驚きがありました。
これがM1 Macの性能かと、改めて感じることが出来ました。
本当に良いパソコンですね。
さいごに
ゲームもできるならM1 Macを購入する選択肢に入れようかなと思っている人もいるかと思います。
ですが、過度の期待はしないほうが良いです。
対象ゲームも少ないですし、決してスペックが高いとは言えません。
ゲームがメインならゲーミングPCを購入するほうが満足するかと思います。
とはいえ、ゲームが出来ないわけではないのでゆるくゲームを楽しむならばありです。
今回紹介したPath of ExileやCities Skylinesは一人できるゲームでもありますので、軽くゲームしようかなという方には最適なゲームでもあります。
M1 Macを使いたい!ゲームはおまけでというレベルで考えている方には最適なのではないでしょうか。
それでは、よいゲーミングライフを!
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