どうも、たむーです。
Age of Empires 2 Definitive Edition(以下AoE2)で何か記事を書きたいなと思い、1年前にプレイ始めたころから過大AIに勝てるようになるまで何をやってきたかを記事にしようと考えました。
その際に過去の自分がどうだったのかリプレイを観ようと思ってもAoE2はマイナーバージョンでも異なればリプレイを観ることができないものでした。
今回は、そのAoE2で過去のリプレイを観る方法を見つけましたのでご紹介します。
目次
過去のバージョンのリプレイを観る方法
過去のバージョンのリプレイを観るには、方法は1つです。
AoE2のバージョンを再生したいリプレイ時点でのバージョンへバージョンダウンすることです。
新しいAoE2のバージョンでも過去のリプレイをサポートしてくれると嬉しいのですが、対応の優先度も低いでしょうし開発コストや過去バージョンをサポートし続けるコスト観点からも未対応なのも理解できます。
では、観るためにどうやってバージョンダウンするかということですが、私が調べた中で3通りのやり方がありました。
- AoE2 Wololo Downgraderを使う
- DE Replays Managerを使う
- Steam DepotDownloaderを使って手動でバージョンダウンする
やり方1も2も実際には3のSteam DepotDownloaderを利用してAoE2に特化したUIでバージョンダウンできるようにしたツールとなります。
ですので、3の手動でやる意味がないので説明はしません。
AoE2 Wololo Downgraderを使う
最初に見つけたやりかたです。
詳細は以下のkoujanさんのブログが参考になります。
余談ではありますが、koujanさんはAoE2プレイヤーなら必ず目にしているホームページであろうBlue Emotionを運営されている方です。
youtubeでゲーム実況もされています。
私がAoE2の記事を書こうと思ったのは、このkoujanさんに触発されたといっても過言ではありません。
話は戻りますが、私は以下のポップアップが表示されてバージョンダウンができませんでした。
このwololo Downgragerが最新のバージョンに対応していなさそうな雰囲気がありますが、対処方法がわからなかったので諦めました。
続いて探しだしたのがDE Replays Managerとなります。
DE Replays Manager
今回、メインにご紹介するのがこのDE Replays Managerとなります。
私はこのDE Replays Managerでバージョンダウンして、過去のリプレイを観ることができました。
バージョンダウンは自己責任でお願いします。
AoE2が起動しなくなった、Modが消えたなどリスクがつきまとうことを念頭に入れて実施してください。
早速方法をご紹介します。
step
1現在のAoE2のバックアップを取る
元に復元するのにバックアップしておきます。
Modなど入れている場合は特にファイルを上書きしてバージョンダウンする性質上消えてしまうものもありえます。
自分の現在のAoE2のフォルダを別のフォルダにコピーしておくのがよいでしょう。
SteamライブラリよりAoE2の項目を右クリックします。
表示されたメニューより「管理」-> 「ローカルファイルを閲覧」で表示されるフォルダの中身を別フォルダにコピーしましょう。
以下のファイルを全部別フォルダにコピーしておくのが安全です。
step
2ダウンロード
以下のページからダウンロードします。
DERMSetup-1.3.6.0.exeをダウンロードします。
トップページには説明があります。
バージョンダウン以外にも便利な機能がありますので、一度目を通しておくのが良いと思います。
step
3インストール
ダウンロードしたDERMSetup-1.3.6.0.exeを開いてインストールします。
インストールは特に注意することはありません、好きなフォルダにインストールすればよいだけです。
インストール終了時にLaunch DEReplaysManagerにチェックいれておくとFinishボタンを押したときにアプリが起動します。
step
4起動
起動すると以下の画面が表示されます。
起動した時点で初期表示は「Browese Replays」が選択されており、ここでリプレイファイルの一覧が表示されます。
リプレイを選択することでプレイヤー情報が表示され、リプレイファイルに対してウィンドウ下部にある各コマンドが実施できます。
step
5リプレイファイルのバージョンを確認する
リプレイファイルの対象バージョンはファイル名に入っています。
以下の部分がバージョン番号となります。
この場合、AoE2で再生するバージョンは37906ということがわかります。
step
6バージョンダウンを実行する
いくつかの手順を踏む必要があります。
1.DE Replays Managerウィンドウの左のメニューから「Downgrade Tool」を選択します
2.「Run Downgrader Tool」を選択するとDowngraderToolが立ち上がります。
以下のウィンドウが表示されます。
3.Steamを立ち上げる
ウィンドウを表示されるとSteam OFFという文字が点滅しています。
これはSteamが立ち上がっていないことを示しています。
Steamを立ち上げると以下のように「Steam ON」表記に切り替わります。
4.観たいリプレイのバージョンを選択する。
先程リプレイ一覧で確認したバージョンを選択します。
5.Steamのログイン情報を設定する
Steamから過去のバージョンをダウンロードする関係上、ログイン情報を入力する必要があります。
6.「Downgrade Now!」を押す
以下のようなウィンドウが表示されます。
これはSteamのセキュリティレベルを上げていると表示されます。
Steamからメールが届くのでそのメールに記載されているコードを入力してOKを押すとバージョンダウンが実行されます。
何故かバージョンダウンするバージョンによって進捗が100%にならず終了しません。
Disconnected from Steamの文字が出ていれば、完了していると思って大丈夫です。
ウィンドウを閉じてしまいましょう。
step
6AoE2を起動してバージョンを確かめる
AoE2を起動して、トップメニュー画面の下部にあるバージョン表記を見ることでバージョンダウンができたか確認できます。
37906になっていることが確認できました。
これでリプレイが再生できるか試してみてください。
私の環境では再生することができました。
ただし、マウスカーソルが出ないなどバージョンによっては問題がありそうです。
マウスカーソルがでなくてもリプレイが見れることがありますので、操作性は非常に悪いですが観るだけならなんとかなりました。
いろんなバージョンに切り替えたりしていると、マウスカーソルが出なかったバージョンでも出たりしたので何か表示されるトリガーがあるのでしょうが、わからなかったです。
そもそもバージョンダウンを想定されてないと思うのでこの辺は仕方ないと思っています
バージョンの戻し方
バージョンダウンして、リプレイを観ることができましたがこのままでは最新のバージョンでプレイできません。
戻し方をご説明します。
やり方として、冒頭で紹介したバックアップを戻す方法とSteamの機能を利用して戻す方法があります。
おすすめは、バックアップから戻す方法です。
先にSteamの機能を使ったバージョンの戻し方をご説明します。
Steamの機能を利用して戻す方法
step
1バージョンダウンの手順を使って一番新しいバージョンへ戻す
この手順はなくても次のStep2からでも動作する可能性はあります。
step
2SteamのライブラリからAoE2を開く
以下の画面です。
step
3右の歯車マークをクリック
これでメニューが開きます。
表示されたメニューから「プロパティ」を選択
step
4最新へ戻す
ウィンドウが表示されるので、ローカルファイルを選択する。
「ゲームファイルの整合性を確認」ボタンを押します。
実行されるので、終わるまで待ちます。
これで戻らなければ、諦めてAoE2を再インストールしてしまいましょう。
バックアップしたファイルを戻す
先程のSteamライブラリより、プロパティを開いてローカルファイルを選択します。
ローカルファイルより、参照を開くことでインストールパスがエクスプローラーで開きます。
バックアップする際にもこれで開くフォルダを丸々別フォルダにコピーしてしまうのがよいでしょう。
開いたフォルダの中を丸々削除して、バックアップしたファイルをコピーするのがよいでしょう。
上書きコピーしていると不要なファイルが残ってしまう可能性があります。
ほとんどの場合、影響ないと思いますが万が一起動しないなどの原因にもなりえます。
まとめ
DE Replays Managerを利用して過去のリプレイを観ることができました。
欲しいバージョンに戻せなかったりするバージョンも、私が使う限りありましたが使い方も簡単なので良いツールだと思います。
改めてこのツールのサイトと、その他の便利な使い方もありますのでご紹介しておきます。
上記URLの中にリンクはあるのですが、作者本人がyoutubeにて使い方を説明されていますので、そちらも観るとどういうことができるのかわかるかと思います。
バージョンダウン以外の使い方
バージョンダウンの方法
今回は以上となります。
それでは、よいAoE2ライフを!