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M1 Macでビットコインのマイニングを試してみた。結果は?

どうも、たむーです。

以前、ゲーミングPCでビットコインのマイニングを実施しました。
正確にはパソコンリソースを提供して対価にビットコインを貰うという形です。

今回も同様の方法でM1 Macを利用してどれだけ報酬が得られるのか調査してみました。
果たして消費電力も低く、性能に対するコストパフォーマンスが良いと言われているM1 Macでマイニングはできるのでしょうか?

マイニング環境

使用したMac

利用したのはMac mini(M1、2020)モデルでカスタマイズでメモリを16ギガバイトにしたものです。
CPUはApple M1 8コア 最大クロック3.2GHz
GPUもApple 8コアとなります。

使用したマイニングツール

  • Honey Miner
  • CryptoTab

Honey Minerがうまく動かず、CryptoTabでマイニングを試してみました。
動かなかった現象を含めて、両ツールでの結果をご紹介します。

Honey Miner

Macにも対応したマイニングツールです。
Honey Minerは直接自分がマイニングするわけではなく、パソコンのリソースを提供してその報酬としてビットコインを貰う方法です。
ツール側がその時点でマイニング効率の良い通貨を自動的に選択してマイニングをする形になります。

インストール方法、実行方法

ダウンロード方法、インストールの方法は冒頭でもリンクを張りましたが以下のリンクを参考にしてください。

実行結果

Macアプリケーションですが、M1ネイティブには対応しておらずRosetta2経由でIntel動作していることがわかります。
CPU処理に関してはM1ネイティブアプリと遜色がないようですが、メモリアクセスに関してコストが掛かるので、IntelモデルのMacよりはマイニング効率が落ちます。

そして、起動させて放置をしてみたのですが、何故かメモリを食いつぶしてアプリケーションが固まってしまいます。
アクティビティモニタを見てみると、Honey Minerのメモリ使用量が50.23ギガバイトに・・・。

うまく動作せず、メモリリークを引き起こしていそうです。
何回やっても結果は同じだったのでM1 Macではマイニングできなさそうです。

Cryptotab browser

Honey Minerがダメだったので、手軽にマイニングできるMac対応のツールを探してみたところCryptotabというツールがありました。
このツールはブラウジングしながら仮想通貨がマイニングできるというコンセプトのもとGoogle Chromeと似たインターフェイスを持つブラウザになります。

動作するOSを選ばない代わりにCPUマイニングのみとなります

インストール方法

step
1
ダウンロード

以下からダウンロードできます。

迷うことは無いかと思いますが、ダウンロードリンクがあるのでそこからdmgファイルがダウンロードできます。

 

step
2
インストール

ダウンロードしたdmgファイルを開き、アイコンをダブルクリックすることで自動的にインストールされます。

step
3
実行

インストールしたCryptoTab Browserを立ち上げるだけで自動的にマイニングが始まります。
Googleアカウントと連携するとCryptoTab BrowerとGoogle Chromeが同期できます。

ブラウジングにCryptoTab Browserを使ってもよいですし、別のブラウザでも大丈夫ですがCryptoTab Browserは常に立ち上げておく必要があります。

step
4
確認

CryptoTab Browserのアドレスバーの右にあるアイコンを押すことでダッシュボードが開けます。

ダッシュボードでは現在のマイニングスピードとマイニング報酬のビットコインが表示されています。
マイニングスピードのスライドバーを左右に動かすことでマイニングに使用するCPU利用率を変更することができるので、マイニングすることでブラウジングが遅い。といった場合に下げると良いと思います。

ちなみにこちらもネイティブではなくRosetta2による変換が入るのでマイニング効率は落ちます。

実行結果

ハッシュレートは1300H/sです。
想像以上に低い。という印象です。


ハッシュレートとは1秒間に行える計算(マイニング)量です。
大きければマイニング報酬も多く貰えます。

手持ちのパソコンでCryptoTabを動かしてみたときのおおよそのハッシュレートを参考にご紹介します。

パソコン(CPU)ハッシュレート
M1 Mac Mini(Apple M1 3.2GHz 8コア)1300 H/s
ゲーミングPC(Core i7 定格2.9GHz 最大4.8GHz 8コア)6500 H/s
Mac Book Pro 2012Mid( Core i7 2.9GHz 2コア)1300 H/s

こうハッシュレートのみを見てみると、M1 Mac miniと9年前のMacBookProが同等というのがわかります。
高性能なApple M1でもRosetta2のメモリアクセスが遅いせいなのか、それともマイニングという処理には不向きなのかハッシュレートとしては正直期待はずれでした。

以下のゲーミングPCでマイニングした際ではGPUマイニングで400000 H/s出ていますので、マイニングでGPUが使えないと報酬は期待できないですね。

実際にマイニングしてみた結果

CryptoTabで実行してみました。
開始時点での報酬量は639satoshiの状態です。

既にテストで色々試していたので報酬が貯まっています

6時間回した結果647satoshi。

得られた報酬は8satoshiとなりました。

めっちゃ少ない。。。

一日換算に直すと、32satoshiもらえるとして大体2円

これではマイニング目的では厳しいものがありますね。
やはりGPUが使えないとマイニングできなさそうです。

そもそもマイニング目的にCryptoTabという選定自体よくない気もします

消費電力

マイニング中のMac Miniの消費電力は31.7ワットでした。
正確にはディスプレイの待機電力なども含んでいるので20ワット台でしょう。
この消費電力はM1 Macの魅力の一つですよね、ただし現状CryptoTabを使ってマイニングしてもペイはできないでしょう。

月あたり500円ほどの電気代となりますが、マイニング報酬自体1日で2円なので大赤字です。

GPUを使ってマイニングは?

GPUを使ってマイニングできれば、報酬があがりそうです。
しかし私が調べた限りになりますが、今の所手軽にできる感じではなさそうです。

イーサリアムをGPUでマイニングできるようですが、Githubからソースコードを落としてビルドする必要があり難易度は高めです。
マイニング量も多くはなく、1日十数円のようでした。
現状のレートでも黒字は難しそうです。

以下が参考にしたブログです。

まとめ

M1 Macでの省電力で高パフォーマンスが魅力的でしたが、現時点ではマイニングに関してはまだまだ非効率なのが明らかになりました。

これはM1 Macの性能を引き出せるマイニングツールがないためで、M1ネイティブでGPUを利用できるツールが出てくれば高効率なマイニングができる可能性はあります。
ただし、そういったマイニングツールが出てきたとしても消費電力に対するマイニング性能という観点になるので、短時間で一杯報酬がもらえるというわけではないので注意が必要です。

  • CPUマイニングしかできない
  • CryptoTabで1日マイニングしても1~2円
  • 消費電力は低いもののマイニング報酬も少ないので赤字

正直残念な結果でしたね。
まだまだ可能性は残されているので、今後に期待したいと思います。

それでは、よいMacライフを!

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