どうも、たむーです。
どうもWiFiの電波が弱い。
我が家は1階のリビングにルーターを設置しています。
普段は2階の自室でゲームや作業を行っているのですが、自室でスマートフォンを操作するとウェブサイトが開かない。
開くこともあるということが何度も発生するようになりました。
微妙にWiFi電波を掴んでいるという状況は非常にストレスを感じますよね。
自宅で不便なんてありえない。
という思考を持っているので思い切って自宅WiFiを整備しなおしました。
目次
購入したルーター
今回購入したのはASUSのルーター RT-AX82UとRT-AX56Uです。
ASUS RT-AX82U
第6世代のWiFi規格に対応したルーターとなります。
iPhone11以降をお持ちであれば、この第6世代のWiFiの恩恵を受けることができます。
WiFi6は障害物に強い方式となっているので、ルーターを置いている部屋以外で無線を使うなら間違いなくおすすめです。
注意したいのが、カタログ値でWifiのスループットが4804Mbpsと記載されています。
このルーターに限った話ではないですが、ルーターに搭載されている有線ポートは1G(1000M)bpsなので結局最大値としては1Gbpsとなってしまいます。
注意ポイント
無線接続の値が大きくても終端装置との接続は有線接続になるので結局有線のスピードに縛られてしまいます。
ゲーミングルーターと銘打っていますが、大きく通常のルーターと変わることはありません。
LEDが光るというのと、有線接続でポート1に接続するとそのデバイスのネットワークを優先するようです。
RT-AX56U
WiFi6対応で比較的低価格なルーターとなります。
正直、一家にこれ一台で問題ないレベルだと思います。
スペック的にも不満ありません。
この2台を利用してメッシュWiFi(AiMesh)を構築したいと思います。
メッシュWiFiとは?
親のルーターのアクセスポイントへ子のルーターが接続しつつ、子のルーター自身もアクセスポイントとして動作する仕組みです。
子のルーターが中継機のような役割をするので、家の中にWiFi電波を張り巡らせるようなことができます。
親のルーターから子のルーターが無線で接続するので、ルーターの電源が確保できるならば子のルーターの置き場所を選ばないのがメリットです。
機種によりますが、親ルーターと子ルーターを有線で同一ネットワークで接続してもメッシュWiFiが可能となっています。
ASUSのルーターはこの有線接続でもメッシュWiFiができる機能を持っています。
メモ
有線接続のメッシュWiFiの機能はイーサネットバックホールといいます。
簡単にメリットとデメリットをまとめます。
メリット
・家の中でどこでも電波強度が保てる
・電波の強いアクセスポイントに自動的に切り替わる
・置き場所にあまりとらわれることなく子ルーターを設置できる
個人的にメッシュWiFiを導入した理由はアクセスポイントの切り替えが自動的に行われるところです。
通常ルーターを2台設置した場合は、SSID(アクセスポイント名)が異なります。
仮に、家の1階と2階でアクセスポイントを設置した場合、スマフォのアクセスポイントを自身で切り替える必要があります。
メッシュWiFiではアクセスポイントが違ってもSSIDが同じなので、自動的に電波の強いアクセスポイントに自動的に切り替わります。
1階から2階へスマフォを持って移動した際に、1階の電波の弱いWiFi掴んだままということがなくなります。
デメリット
・同一メーカーのメッシュWiFi対応ルーターが最低2台必要
基本的に同一メーカーのメッシュWiFi対応機種でないと構築できません。
すなわち、今ある環境から追加で。というパターンで対応できないことが多いです。
メッシュWiFi(AiMesh)を構築してみよう
aiMeshはASUSルーターのメッシュWiFi機能の名前がAiMeshとなっています。
実際に構築してみます。
手順は驚くほど簡単です。
step
1親ルーターをセットアップする
親機となるルーターでインターネットが可能なようにセットアップします。
アクセスポイントとして動作させるのであれば、以前の紹介しているのでそちら参考にされるのが良いと思います。
ASUSルーターをアクセスポイントモードで利用するための設定
どうも、たむーです。 ASUSのルーター(RT-AX58U)を購入して、ネットワーク環境のリプレースを実施しているのですがアクセスポイントモードで利用する際に少し手間があったのでご紹介しておこうかと思 ...
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step
2子ルーターを設置する
ルーターを設置したい場所に置いて電源を入れます。
注意ポイント
※子ルーターは工場出荷時状態にしておく必要があります。
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3親機ルーターの管理ページにログインしてAiMesh設定を行う
親機ルーターにログインしたあと、左のメニューから「ネットワークマップ」を選択します。
メニューの右側に表示されている「AiMesh」のボタンを押します。
右側に出てくるAiMesh設定欄で「検索」を押します。
しばらく待つと子ルーターが見つかります。
子ルーターを選択します。
「適応」を押すことで子ルーターがAiMeshに追加されます。
右側のAiMesh設定欄には追加した子ルーターがノードリストにみえているはずです。
子ルーターを選択することで、設定の切り替えができます。
ノードが無線で接続されているのか、有線で接続されているのかの確認と変更が可能です。
以下は有線でノードを追加した状態です。
step
4実際にアクセスポイント間を移動してみて動作確認する
スマフォを持って親ルーターを設定している場所から子ルーターを設置している場所に移動してみます。
ノードリストのクライアントにカウントされるとアクセスポイントが自動的に切り替わっていることが確認できます。
これで無事設定が終わりました。
お疲れ様でした。
AiMeshを導入してみてどうだったか
非常に快適です。
構築に関してもボタンをポチポチ押すだけで完了してしまいます。
今回説明するのに手順を多めに解説しましたが、ほんの数分で完了できてしまいます。
このあたりはASUSのルーターの仕組みはよくできているなという印象です。
正直、WiFi6対応で電波強度が上がったRT-AX82U一台でも十分だったりしますが、一台だとWiFi強度を示すアイコンがアンテナ2本だったのが3本になることを確認しています。
家の中でどこにいてもアンテナ強度が最大というのはストレスが一切ありません。
テレワークでの気分を変えるためにバルコニーで仕事する、お風呂の中でスマートフォンを利用する。などのシーンでも繋がらないというストレスがなくなりました。
導入を検討している人へ
この記事をご覧になられているということは、少なからずASUSのメッシュWiFiに興味がある方だと思っています。
ASUSのルーターは比較的低価格でWiFi6対応かつメッシュWiFi対応なのでコスパを見ておすすめできます。
利用して1ヶ月ほどになりますが、接続が切れるということもなく快適です。
当たり前のように使えるWiFi環境ですが、少しでも繋がらないことがあれば不満に感じやすい部分です。
だからこそ、それなりに投資をして快適に使える環境を整備してもよいのではないでしょうか?
今回は、以上となります。
それでは、よい時間を!